えすとぅぺんど!
ある人妻が、社交界で知り合った日本人の裕福な骨董商から、夫に内緒でお金を借ります。
この親切で礼儀正しい、東洋の紳士に惹かれた彼女は、借金の条件である密会の約束も受け入れてしまいます。
ところが次の夜、お金の工面をつけた彼女が借金を返し、約束を翻そうとすると、男は突然その残虐な正体を露わし、彼女の白い肩に自分の蒐集品であることを示す焼印を押してしまいます・・・。
監督のセシル・B・デミルは、一般には『十戒』(56)などのスペクタクル大作で知られていますが、キャリア初期のサイレント時代には、きわどい風俗劇を数多く作っていました。
それらの中には、無人島に流れついた1組の男女の生態を描いた『男性と女性』(19)のような軽妙なタッチのコメディもあれば、この作品のように妖しく淫靡な雰囲気に包まれたドラマもあります。
