気になる歴史は・・・その3
○●太平洋戦争
本来なら、この種の混乱を整理し、方向を示すのは歴史家の任務なのでしょうが、この陣営もまた百家争鳴、何しろ第一次大戦の原因論さえ決着がついていないくらいでした。
第二次大戦となると、ヒトラーとナチ・ドイツの「野心」を軸に、すっきり説明できそうだと思われたましが、イギリスの長老歴史家A・J・P・テイラーが、ヒトラーは「計画的にというより事件を利用しただけ」と唱えるに至って、原因論は振り出しに戻った感があります。
ヒトラーがそうだとすれば、映画『プライド』で「復活」した東条英機の「自存自衛の戦争だった」という言い分も、一理ありそうな気がしてきます。