気になる歴史は・・・その6
○●太平洋戦争
同じことは、上下の反対を押し切って真珠湾攻撃に執着し、決行へもちこんだ山本連合艦隊司令長官の「真意」についても言えます。
反対を唱える部下に山本は「私が長官であるかぎりやる。以後は反対論を禁じる」と申し渡していますが、やはり理由は説明していないそうです。
その山本も、戦闘の現場は視ていません。
長官室のソファで数千キロかなたの指揮官機から届いた「トラトラトラ」(われ奇襲に成功せり)の電文を見ながら雷爆撃のシーンを想像するだけだったそうです。
想像力が真珠湾の米兵死傷者の姿にまで及んだとは思えません。
それから4年近くあと、トルーマン大統領はもとよりB29「エノラ・ゲイ」号のティベッツ機長にさえ、原子雲の下でうごめく広島市民の姿は見えなかったはずです。