東に寄った左の谷
三国山は名前の示す通り、北見、十勝、石狩の国境線の集まるところで、ここから東に寄った左の谷をくだって行けば、十勝の利別川の水源にくだり、次の谷におりて行くと十勝の音更川。
北海道ツアーで訪れました。
右手の谷はどの谷をくだっても石狩川の水源です。
これらの谷にくだらずどこまでも尾根を南へ南へとたどって行き、十勝岳を過ぎ、旦局山脈に達すれば、鹿は野にあふれ、川には鮭が背鰭を天日にごがしている日高の郷川の流れが白銀の線になって、指呼の間に望まれた。
かつて大雪山頂で石器の製作場が見付かったといいます。
沃地千歳の地を襲うべく、北見湧別から押しよせた野盗の群れが、凍結した支笏湖で野営の火を焚いて、氷が割れ湖底に沈んだと伝えられる伝説の人々も、遙々とこの尾根を越えて来たのです。